言わずと知れたことだけれど、ご飯はお米からできているし、パンは小麦からできている。どちらもとっても古い歴史と、知恵と、文化の息づくいている、重要な食べ物だ。
そのお米が売れないらしい。小麦は生産量や流通量が減っているので、こりゃぁ一つコラボレーションさせよう・・てな訳で、米粉のパンやら、米入りうどんやらがではじめた。
どうしてお米が売れなくなったのだろう?と考えたら、外食ですませる(と昔はいった)人が多いことに気づいた。外食産業は利益が大切だから、安いお米を使って美味しく仕上げる。家庭で食べている「高くていいお米」は使わない。舌も環境も、経済も生活もすっかり麻痺してしまった人々は、家でお米を炊いてご飯をこさえ、味噌汁とおかずのそろった夕食と、どんどん縁遠くなり「便利ストアー」でご飯まで買うようになってしまった。小学生でさえも簡単にご飯が炊けるのに、「便利な」電気炊飯器も必要なくなってしまったのかも知れない。などと勘ぐっている。
これじゃぁお米は売れなくなるさ。だけど、だけど、だからといってパンやうどんに混ぜることはなかろうに・・・・。
パン屋だから基本的にパン食が好きだが、ご飯も麺類も大好きだ。そのどれもが他と混在しない、食物として「孤高」であるべき姿だと思う。小麦は捏ねて麺にして。醗酵させてパンにして。お米は炊いてご飯にして。
ご飯を食べる人を増やそう。パン屋が叫ぶには滑稽かも知れないが、お米はやっぱりご飯として食べて欲しい。トウモロコシも大豆も燃やさずに食べて欲しい。なにやら申し訳ないから、食物は食物としてこの世界に存在して欲しいのだ。
と言いつつ・・・・・やっぱり
パン屋だからコマーシャル。
節分には『黒豆パンの鬼の金棒』
バレンタインデーには『チョコブラウニー・御義理編』・・・なんていかがでしょうか?
シャワールームの床ではない。店のカウンターである!
値段分からず・・・・。





