2009年1月アーカイブ

言わずと知れたことだけれど、ご飯はお米からできているし、パンは小麦からできている。どちらもとっても古い歴史と、知恵と、文化の息づくいている、重要な食べ物だ。

そのお米が売れないらしい。小麦は生産量や流通量が減っているので、こりゃぁ一つコラボレーションさせよう・・てな訳で、米粉のパンやら、米入りうどんやらがではじめた。

どうしてお米が売れなくなったのだろう?と考えたら、外食ですませる(と昔はいった)人が多いことに気づいた。外食産業は利益が大切だから、安いお米を使って美味しく仕上げる。家庭で食べている「高くていいお米」は使わない。舌も環境も、経済も生活もすっかり麻痺してしまった人々は、家でお米を炊いてご飯をこさえ、味噌汁とおかずのそろった夕食と、どんどん縁遠くなり「便利ストアー」でご飯まで買うようになってしまった。小学生でさえも簡単にご飯が炊けるのに、「便利な」電気炊飯器も必要なくなってしまったのかも知れない。などと勘ぐっている。

これじゃぁお米は売れなくなるさ。だけど、だけど、だからといってパンやうどんに混ぜることはなかろうに・・・・。

パン屋だから基本的にパン食が好きだが、ご飯も麺類も大好きだ。そのどれもが他と混在しない、食物として「孤高」であるべき姿だと思う。小麦は捏ねて麺にして。醗酵させてパンにして。お米は炊いてご飯にして。

ご飯を食べる人を増やそう。パン屋が叫ぶには滑稽かも知れないが、お米はやっぱりご飯として食べて欲しい。トウモロコシも大豆も燃やさずに食べて欲しい。なにやら申し訳ないから、食物は食物としてこの世界に存在して欲しいのだ。

と言いつつ・・・・・やっぱり IMG_0128s.jpgパン屋だからコマーシャル。

節分には『黒豆パンの鬼の金棒』

バレンタインデーには『チョコブラウニー・御義理編』・・・なんていかがでしょうか?

シャワールームの床ではない。店のカウンターである!

値段分からず・・・・。

パン屋仲間の朝の定番ラヂオ番組といえば、『ラヂオ深夜便』だ。午前3時30分に仕事を始める、少し年嵩のパン屋さんには、大切な番組かもしれない。

今朝4時からの『心の時代』のコーナーは、「高野辰之」という作詞家の話だった。

高野辰之・岡野貞一のコンビといえば、兔追いし・・・の「故郷」をはじめ、「朧月夜」「紅葉」「春の小川」・・・と、日本の叙情歌の代表ばかり。僕は一時、日本の国歌は「故郷」がいいのではないかと思ったし、我が街が合併する羽目になりそうだったときには「故郷市」がいいと本気で思っていた。

解説者によると、高野の詩には日本人の誰もが思い浮かべることのできる、それぞれが大切に思うそれぞれの「日本の情景」が染みこんでいる。らしい。

皆同じ気持ちで同じ日本の情景を想っていると思い込んでいたが、炭坑のボタ山に囲まれて育った人は、自らにとっての「山は蒼き故郷」の情景を、豊かな故郷の姿として思い浮かべるらしいのである。

我らが街の情景を大切にしたいと思う。ふんわりと暖まる故郷の姿や空気や人々との関わりを、 090117_0713~0001s.jpg少しでも大切に残しておきたい。

少し早いお知らせだが、函館旧市街地の「春のバル街」は4月19日だ。

 

6月1日は北海道の渓流解禁日。もう15・6年はロッドも振っておらず、何とも情けない話であるけれど、ギャラリーの店主殿や,T村教授やらが仕事か遊びかの合間に、やれ厚沢部だ・南茅部だ・砂蘭部だなどとおっしゃるのを聞いているうちに、どうもウズウズして来だしていた。

追い打ちをかけるように、車屋のS尾さんや、U崎先生がマテリアルや、高価なロッドを何本も見せに来るに至っては、もはやこれまで。

正月にしたたか酔った勢いで『よ~し!今年は西別で再開ダ~!!』と叫んでしまった。

まだ大寒すらも過ぎていないのに、早くも6月になるのが楽しみで困ってしまう。

でも遠いなぁ・・・・・・。 これじゃ無理

寒々として 004s.jpg街の持つ力っていうのがあると思う。
包み込む・飲み込む・同化するといった類のもので、それは得体の知れないモノのようだし、
「ほっ」とするモノのようでもある。
ただそれは、おしなべて平均化しようとするモノではなく、むしろ多くの個々が生き生きとうごめく集合体のモノのようだ。

090111_1617~0001.jpg凛とした寒さの中で「月」を眺める。
拒絶・無関心・寂しさ・厳しさが漂うが、やはり美しく包み込むような静かで力強いエネルギーがあった。


080303_1605~01s.jpg

親愛なるT村教授に『簡単だから・・M岡さんもできるんだから・・・』という温かいような、

常識を説かれているような、妙な励ましをもらって本日より開始。

 

こなひき小屋のブログというよりは、

今は函館のPain屋の親方となってしまったので、函館の親方と言った風・・・・・。

 

これからのお付き合いを。

 

街のこと・Jazzのこと・自転車のこと・車のこと・川のこと・海のこと・山のこと

パンのこと・ご馳走のこと・と書き綴ってゆきます。

 

雪の少ない正月で『カーチェイス』にはもってこいの道路状況だったのか、

底冷えのする早朝の裏寂しい気分を炎で暖めたかったのか、

函館の旧市街地にこだまするサイレンで今年の日常は始まってしまった。

何とも人騒がせな事件であったが、

こんなことが日常であることを無意識に受け入れていたことに驚いている。

 

政治や経済や組織といったものから、逃れるように毎日を送っているわけではないのだから、

仕事を含めて楽しいこ時間を過ごしてゆきたい。

松が取れたというのにまだ新年会が続くので、

些か寝だめした正月の睡眠がZEROに近づきつつあるので、

本日は久々にジョグ。飲まずに寝るぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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