遠くに見える山並みは帯広から見た日高の山々だ。
晴れ渡り、空気は静かに動かず、山はじっとしている。
田S監督に連れられて、蕎麦屋さんでゆったりとしたひとときを過ごせた。
真摯に蕎麦を打つ姿勢や、店を守る哲学や、家族で切り盛りする各々の個性。
蕎麦も・たれも・器も・店の佇まいも・そば湯も,素晴らしいものだった ・・・・・・・
パテシエであるお嬢様の完成度の高いお菓子・・・・・これもまた見事だった。
渡島から遠い土地ではあったが、訪ねて良かったと思う。

おそらく何処にいても、職人は職人であるのだろう。
東西南北・山麓や海辺の街で、職人達は今日も自らの仕事に汗する。

廃屋になった農家の倉庫や、河の流れる雑木林の中の一本道、丘を巡りうねる畑、茶色の長く続く唐松の林、そんな風景の中にも、やはり人はしたたかに住んでいる。
次に変われる何かを含んでいて、いつでもそのチャンスを窺っているような土地と人々だった。
帯広のホテルで読む本を買った

